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01019読書・読書法 アーカイブ

2011年2月26日

多読術 / 松岡正剛

★★★★☆
真似できるところとできないところ

編集者であり、読書家としても知られる松岡正剛氏がインタビュー形式で、いかに多くの本をしっかり読んでいくかを解説している。
ここでテーマにしているのは、あくまで『多読』であって、『速読』ではない。著者の、自分が興味を持ったテーマの本なら自然と読む速度が早くなるというコメントに納得。どんなに本を早く読めたとしても、頭の中に入らなければ何の意味も無い訳ですし。
小生は、本をなるべく綺麗な状態で保存したいと思っているので、氏が言うように気になった部分に線を引くことは流石に躊躇するが、その代わり、読みかけの部分だけではなく、気になっている文章が記載されている部分にいくつも栞を挟んだり、テキストエディタを起動して本文を転記したり、感じたことを書き込んだりすることによって反芻し、本に対する(自分なりの)解釈と理解を深めていく。また、このようにレビューを書く際に非常に役立つという副次的な効果も表れるので、本を多く読む、或いは読みたい皆さんは特に本書を読んでみた方がよろしいかと。いつか、「或る本を起点として、関連した本を芋づる式に読んでいき、ふと気が付けば最初と全く違うところにいた。」みたいな経験をしてみたいものです。

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