| ★★★★☆ 『失った何か』を取り戻すこと 古いロシアの人工衛星の修理に、その構造に精通する、嘗てサルに宇宙行きを絶たれた空軍の超音速実験機X-2の飛行テスト訓練士だった『チーム・ダイダロス』の4人のジイさんたちが宇宙へ向うストーリー。 「人工衛星の修理」を目的に宇宙に行こうとするという設定、そしてゼェゼェ言いながらも厳しい訓練に何とか付いていくというストーリー、そして何故かスペースシャトルの名前が『Daedalus(ダイダロス)』であることや、初めて宇宙に飛んだ人間の船外活動、とんでもなく、且つ切ない方法で問題を解決するクライマックスにかなり無茶はあるのだが、1998年、ジョン・グレン上院議員(当時77歳)が宇宙に飛んだ事が記憶にあるせいか、自分としては意外とすんなり受け入れることが出来た。また、良い意味でも悪い意味でも若いときのままである四人の、ダメな部分もまた茶目っ気ある感じに仕上げているのが良い。そんな切なさと微笑ましさが共存する作品です。最後のフランク・シナトラが歌う「Fly me to the moon」が、ベタだけどマッチしているのも良かったと思う。 |