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のはなし / 伊集院光




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篠岡(田中)建+三遊亭楽大=伊集院光!?

ツーカーセルラー東京メールマガジン「夕刊ツーカー」で連載されていたエッセイの一部を一冊の本にまとめたもの。
元落語家らしく読者(加入者?)からテーマを募り、それを基に芋づる式(彼独特の言い回しで言うならば「ポテト・ロープ」か?)に昔の思い出やエピソード、そして自分のオピニオンといった、携帯電話の画面ではスクロールが大変な程、或る意味サービス精神に溢れた文章を綴っている。かと言って、タレントのブログ本のようにいかにも「芸能人でございます」的な文章ではなく、むしろ物書きを生業としている人の文章に近い。

内容としてはラジオで語られたものが多いのだが、ラジオで語っている時にはかなりの猛毒が混ざっていたエピソードの数々が、面白さはそのままに放送時比で9割の毒が抜けているのは巧いところ。
特に、彼の10代の頃のエピソードに共感を覚えるのは、自分自身が似たような経験をし、様々な感情を抱いても、感覚的には理解しているのに係わらず、「コミュニケーション能力」とは相反する位置にいるが故に、周囲に小さな誤解が積み重なっていく様子が、おバカなくせに悶々として日々を生きていた小学校~中学校の頃を思い出すからなのかも知れない。

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2007年10月 1日 07:01に投稿されたエントリーのページです。

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