| ★★★★★ クイズが出来ない≠頭が悪い、そして、おバカ≠バカ TVやスポーツ紙等で、彼を含む『羞恥心』や『Pabo』は所謂『おバカタレント』扱いされてはいるが、彼等は決して『おバカ』なのではなく、たまたま過去において、世間の多くの人たちが知っているであろう知識を得る機会が無かっただけのだろう。 それを証拠に、『ヘキサゴンII』において当初は珍回答が多かった彼等も、成績ではトップにはならないにせよ、今となってはある程度正解できるようになっているし、本書で触れられている、つるの剛士自身が高校受験を前にして、偏差値36であるというところまで追い詰められ、本気で勉強に取り組むようになったら、瞬く間に偏差値63になったというエピソードにも合点がいく。 (同様に同番組で珍回答を連発していた元巨人の元木大介や、千葉ロッテの西岡剛もおそらく野球一筋で、他の勉強をする機会が無かったと思われる) また、つるの剛士本人がそれを意識しているかどうかは知らないが、本書の中でたびたび触れられている、自分がやりたいことにポジティブな気持ちを持って前向きに取り組んでいるというマインドを持ち続けていたという姿勢やエピソードは、自己啓発本ではよくあるくだりではあるが、もし彼が自己啓発本の類に目を通すことなく、本書の内容どおりに生まれながらにしてそのマインドを持っていたのだとしたら、それは物凄い才能なのだ。多くの人は、ちょっとしたことでモチベーションが下がったり、自分自身に限界を作ったり、ダメな奴と思うことによって、無意識に自分自身にリミッターをかけてしまうからだ。もしかしたら、下手な自己啓発本よりもむしろ本書を読むことにより、自分自身にかかったリミッターを外すヒントにはなるのかも知れない。 あと、読みやすいです。行きと帰りの電車の中、合計約2時間弱で読み切れましたし。 |