| ★★★☆☆ 現状はその通り。しかし… 本当に必要な仕事をしていないホワイトカラーが増えたから、日本の労働者の生産性が低いという筆者の主張は理解できる。 本来であれば、ごく少数で十分なはずのホワイトカラーの就業者数が増え、自らがホワイトカラーであり続けるために、直接利益を持たない『仕事のための仕事』を作り、忙しさをアピールしている部分もあるだろう。 これはあくまで私見だが、そもそもホワイトカラーの数が多いのは、簡単に言ってしまえば、ブルーカラーと比べ肉体的なダメージが少ない上に、高給を取ることが出来るからだ。 それに、世間が『誰にでも出来るような仕事』に高いカネを出さなくなってしまった今、高卒でも出来るような仕事を、 大卒の自分がわざわざする必要が無いという意識もあるのではなかろうか。 また、自分の人生が、所謂『派遣切り』に遭った派遣労働者よろしく、ほんの少数のデシジョンメーカーによって翻弄され、 モノみたいに扱われるくらいなら、何が何でも、デシジョンメーカーの側につきたいと思うのが本心だろう。 筆者は、介護職等、社会的に需要が大きい職種へシフトすることにより、余剰ホワイトカラーの労働力を吸収させるべきという意見を展開させており、また、ホワイトカラーの賃金が下がり、介護職等の賃金が上昇するだろうとしているが、仮にいずれそうなるにしても、真っ先に『人柱』になろうとする人がいるのかどうかは疑問。 しかし、リストラされてからあたふたするのではなく、今のうちから自分が本当にやりたいことが何かを考え、少しずつ行動に移すべきという意見には同意。 |