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それでも町は廻っている 2 / 石黒正数

★★★★★
S(少し)F(不思議)の継承者!?

一言で言えば、一見平凡に見える日常でも、切り取り方によってはここまで面白くなるという良い例かと。 第13話で歩鳥が虫眼鏡をくっつけて改造したモンブラン(万年筆)を『万年虫』と紹介するくだりは、ドラえもんのひみつ道具を四次元ポケットから出すときの様子を、、第18話(穴)では、ドラえもんの話のオチに良く使われる、ひみつ道具を乱用した結果、超常現象が起きた跡みたいな状態になり、翌日に世間が大騒ぎになって終わるパターン、そして飼い犬ジョセフィーヌは『エスパー魔美』の「コンポコ」を髣髴とさせるなど、藤子・F・不二雄の影響が垣間見える。(但し、コンポコはタヌキ呼ばわりすると激怒するが、ジョセフィーヌは何も理解していないという違いはあるが。)

また、小さな伏線を張るのが旨く、第12話で歩鳥が紺双葉へのお土産として買った『貫一・お宮の置物』が第17話で凶器となってしまうくだりはちょっと笑ってしまった。

あと、アニメ版では分かりませんでしたが、タッツンは必要に応じてコンタクトを使うが、普段は敢えて眼鏡をかけていることを暗喩するくだりと、第18話(穴)において、あの宇宙人が何を言わんとしていたのかが分かるようになっています。

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2011年1月24日 04:15に投稿されたエントリーのページです。

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