| ★★★★★ 大人になっても あなたの横顔 眺めていたいよ 原作であるところのゲーム未プレイのため、アニメーション版のみでの感想を。 桜井梨穂子以外の他のヒロインの話において、彼女にとって、橘純一が他の女の子と付き合うというバッドエンディングになるため、桜井梨穂子編においては彼女を主役にしたり、クリスマスイヴに開催される学校の創設祭(学園祭)で話が終わるのではなく、3年生の春まで話が続くなど、ストーリー全体にキャラクターに対する「罪滅ぼし」的なトーンを感じたのは自分だけだろうか。 実は本編では二人の距離が或る程度縮むだけなのだが、彼女の「幼稚園の頃から純一が好きで…。」という台詞から、長期戦を覚悟し、最終的に大人になったら一緒になるところまで辿り着ければ…というプランが梨穂子の中で描かれていることが窺え、それがうまくいくことを示唆するエンディングになっているので、他のヒロインの話のように、急激に話が進んだり、キスをするなど分かりやすい展開を望む人には物足りなさを感じるのかも知れませんが、個人的にはピュアな感じがぎっしり詰まった展開も嫌いではありません。いや、むしろ好きです。茶道部部室の床の間に飾られていた「百忍通意」の掛軸も、梨穂子の気持ちを暗喩するものなのでしょう。(意味や出自は各々で調べてみてください) あと、小生がアニメーションで少し泣いてしまったのは、「未来からやって来た猫型ロボットとその仲間が活躍する映画」以来だったことはここだけの話ということで。 DVD盤はこちら |